関西には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。そのためどこに行けばいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、標高の高い場所にあり夏の暑い時期におすすめの「おじろじろキャンプ場」について紹介します。キャンプ場は開拓中であり不便なところもありますが、大自然に包まれて静かなキャンプを楽しみたい方にはおすすめの穴場キャンプ場です。
キャンプ場のメリット・デメリット、オススメのサイト、さらに周辺の観光スポットまでお伝えしていきます。
最後までどうぞご覧ください😄
【おじろじろキャンプ場】の特徴
メリット
- 自然がいっぱいの神秘的なキャンプ場
- 真夏でも涼しい
- プライベート感があり静か
デメリット
- サイトによってはトイレ、水場まで距離がある
- 仮設トイレのみ
- 行くまでの道が細く未舗装道路
「おじろじろキャンプ場」は開拓真っ只中であり、仮設トイレと水場があるだけの「ただの山」となっています。しかし、大自然に囲まれて静かにキャンプしたい方や、ソロキャンプの方にぴったりの穴場キャンプ場です。
標高が高いため真夏でも涼しく、避暑地キャンプとしてもおすすめとなります。区画サイトは、広大な芝生の【原っぱエリア】に8区画と、【林間エリア】に大小様々な形のキャンプサイトが30サイトほどです。
人気の【林間エリア】はキャンプサイト同士が離れているため、プライベート感があり、鳥のさえずりや虫の鳴き声しか聞こえません。直火ができるサイトもあり、直火の焚き火に挑戦したい方にもおすすめです。
車の横付けできるサイトが多いので、荷物の多いキャンパーさんでも安心です。大自然の中のキャンプ場ということで、虫除け対策はしっかり必要かと思います。
開拓中のキャンプ場であるため、不便なところもありますが、手付かずの大自然をたっぷり満喫できる穴場キャンプ場です。
👉虫除け対策についての詳細はこちら
【おじろじろキャンプ場】基本情報
引用元:おじろじろキャンプ場公式HP
住所:兵庫県香美町小代区新屋別宮道坂1219-1
チェックイン:11:00~14:00
チェックアウト:〜11:00
営業期間:4月〜12月
公式サイト:おじろじろキャンプ場
予約:公式HPの専用フォームより
【おじろじろキャンプ場】サイトと料金
「おじろじろキャンプ場」は、一部のサイトが車の横付けができるオートサイトになっています。車の乗り入れができるのはとても便利です。予約時に各サイトの場所指定はできないため、サイトの場所は先着順で選びます。
私は平日の12時半ごろに行きましたが、何組かはすでにテントの設営が終わっていました。いい場所を取るなら、チェックインの11時には着いていた方が良さそうです。
原っぱエリア(8区画)
料金:大人1人 1,500円〜
子ども(小学生まで) 500円〜
※小学生未満は無料
大きさ:13m×13m
「原っぱエリア」は広大な芝生に広がる区画サイトになっています。ペット可で車の横付けができ、仮設トイレや水場にも近いため便利なサイトです。
大きいツールームテントも余裕で設営できる広々とした大きさになっています。開放的な山の景色が魅力的なポイントです。
林間エリア(30区画ほど)👉オススメサイト
料金:大人1人 1,500円〜
子ども(小学生まで) 500円〜
※小学生未満は無料
「林間エリア」は直火OKの、野営スタイルで人気のサイトです。森の中に点々とサイトが広がり、サイト同士に距離があるためプライベート感があります。
大小様々な大きさのサイトがあり、一部のサイトでは車の乗り付けができたり、ツールームテントを立てることも可能です。またソロキャンパーさん用のサイトは、秘密基地感が魅力的になります。
ソロと2人以上の予約枠が別になっていますので、予約時には注意してください。山主さん専用のキャンプサイトもありますので、間違って入らないようにしましょう。
【おじろじろキャンプ場】売店の有無と品揃え
キャンプ場に売店はありません。管理棟では薪やスエーデントーチ、シェラカップなどのグッズ販売のみあります。食材はなく、最寄りのスーパーやコンビニまで車で30分ほどかかりますので、買い忘れなどの無いように注意してください。
- 薪(針葉樹) バケツ一杯 500円
- スウェーデントーチ 1,500円
- レンタルはスコップのみ 無料
【おじろじろキャンプ場】お手洗いと炊事場
こちらでは気になる【おじろじろキャンプ場】のお手洗いと炊事場を詳しく説明します。
お手洗い
「おじろじろキャンプ場」のトイレは、「原っぱエリア」に1箇所だけあります。男性用・女性用ともに仮設の和式トイレ1個ずつですが、キレイに清掃された水洗トイレですのでにおいは気になりませんでした。
きちんと扉が閉まるため、虫が入りにくい作りになっているのは嬉しいポイントとなっています。トイレ内には照明がありますが、外の手洗い場やテントサイトからの道は真っ暗です。トイレに行く時は照明を持って行ってくださいね。
開放的な場所にトイレがあるため、天気が良ければ夜に満天の星空がよく見えるスポットとなっています!
炊事場
お手洗いとして建設中の建物の前に2口の炊事場ができています。最近、お湯も出るようになりました!
「林間エリア」のキャンプサイトからは徒歩5分ほどかかります。けっこう距離がありますが、お湯も出ますし、食器を洗うならこちらの炊事場しかないです。
キャンプ場内の炊事場、水場ともに飲み水としては使えませんので、飲み水は必ず持参してください。
水場
「林間エリア」の中に2箇所の水場があります。ホースで水を引いた簡単な作りになっていますので、食器を洗ったりするのは難しいと思います。
各サイトから近いので、手を洗ったり、消火用の水をくむ時には便利です。残念ながら飲み水としては使えません。
「おじろじろキャンプ場」おすすめグッズ
今回私が使ってよかったグッズをご紹介します。「おじろじろキャンプ場」は大自然に包まれた開拓中のキャンプ場です。食器用洗剤を使用したり、汚水を流すのを避けるため、なるべく食器を洗わなくて済むようにしたいですね。
キャンプ飯では油汚れが多いので、食器やカトラリーにこちらのスプレーをして、拭き取ってから軽く洗うようにしました。洗剤を使用しなくてもキレイになって本当におすすめです。
油汚れが本当に良く落ちて使いやすかったので、自宅のキッチン用に2本目を買いました!
【おじろじろキャンプ場】ゴミの処理
ゴミは全て持ち帰りですが、焚き火の残り炭だけは回収してもらえます。
「林間エリア」の入口付近に炭の回収場所があります。必ず鎮火したことを確認してから、残った炭を捨ててください。
【おじろじろキャンプ場】へのアクセス
大阪方面より:北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山IC もしくは 日高神鍋高原より50分
鳥取南部・岡山方面より:国道482号線は通行止めです。国道9号線を利用します。
ナビでセットする時は、隣の「尼崎市立美方高原自然の家 とちのき村」を目的地に設定するとスムーズに行くことができます。「とちのき村」入口手前を左折したら一本道です。
キャンプ場手前700mは未舗装道路が続いていますし、途中落石や倒木がありますがそのまま進みます。四駆ではない軽自動車で行きましたが、問題なく到着できました。
引用元:おじろじろキャンプ場公式HP
高速道路ICから「おじろじろキャンプ場」までの間に、道の駅やスーパーマーケット・ホームセンターに立ち寄ることができます。食料品や薪の調達ができるので便利です。
スーパーからキャンプ場までは35分ほどかかりますので、買い忘れなどが無いように気をつけたいですね。
【おじろじろキャンプ場】周辺の温泉スポット
周辺の温泉スポットをいくつかご紹介します。どちらも温泉好きな方へおすすめしたいスポットです♨️
ふれあい温泉 おじろん
引用元:ふれあい温泉 おじろん
「おじろじろキャンプ場」にはお風呂やシャワーの設備はありません。チェックイン時に「ふれあい温泉 おじろん」の入浴割引券(100円割引)がもらえます。
山の景観を楽しめる露天風呂とサウナもあり、地元の方に人気の温泉です。しかし、キャンプ場から車で20分ほどかかりますので、お酒を飲む前に入浴しに行きましょう。
料金:
- 大人 600円(中学生以上)
- 子供 320円(小学生)
営業時間:
11:00〜21:00※受付は20:30まで
定休日:
月曜日(祝日の場合は営業)
公式HP:ふれあい温泉 おじろん
TEL:0796-97-3232
※9月5日から休業予定です。
道の駅 神鍋高原
引用元:道の駅 神鍋高原
キャンプ場から車で40分ほどのところに「道の駅 神鍋高原」があります。地元の名産品や新鮮な野菜などを購入することが可能です。
「神鍋高原ゆとろぎ」という温泉施設やレストランも併設された施設となっています。
神鍋高原ゆとろぎ 料金:
- 大人(中学生以上) 800円
- 小人(3歳から小学生) 500円
神鍋高原ゆとろぎ 営業時間:
- 平日:13時~21時
- 土日祝日:12時~21時
※いずれも受付終了は20時30分
※毎週水曜日は定休日(水曜日が祝日の場合は木曜日)
リフレッシュパークゆむら
キャンプ場から車で35分ほどのところに「リフレッシュパークゆむら」という温泉施設があります。「リフレッシュパークゆむら」は、湯村温泉の源泉を利用した自然の中の温泉公園です。
屋内、露天に繰り広げられるさまざまな浴場に、25メートルの室内温水プール、幼児用プールも完備され、喫茶コーナーもあり一日中遊べる施設です。
水着で入る露天風呂は新鮮で、温泉の滝や景色の良い洞窟温泉など家族全員で楽しめます。また併設のレストランでは、但馬牛の高級料理を味わうことも可能です。
料金:
- 小人 600円(3歳以上小学生以下)
- 大人 1,000円
- 65歳以上 800円
※温水プール、混浴露天風呂は水着の着用が必要ですが、水着・浮き輪などのレンタルもあります。(各500円)
まとめ
今回は「おじろじろキャンプ場」のメリット・デメリット、オススメの温泉スポットなどをご紹介しました。
不便なところもありますが、手付かずの大自然に囲まれて静かにキャンプできる穴場スポットです。都会の喧騒から離れて、虫の鳴き声や鳥のさえずりで目を覚ますことができます。
私が行ったのは真夏でしたが、森の木陰に太陽の光が遮られて、とても涼しく過ごせました。気になった方はぜひ足を運んでくださいね☺️
おわり!
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