関西には、コテージやキャビンなどの宿泊施設があるキャンプ場が多くあります。そのため、どこの施設を選んだらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、コテージやキャビンなどの宿泊施設の魅力をまとめました。
コテージやキャビンなどの宿泊施設を利用することで、手軽にアウトドア体験が可能です。またキャンプはしたことがあるけれど、寒い冬のキャンプや夏の暑さには不安がある方にも、コテージやキャビンでの宿泊はおすすめとなります。
アウトドアの魅力を満喫できる関西のおすすめ施設など、たっぷりご紹介します。
心地よいコテージ・キャビン泊のプランを一緒に考えていきましょう。
コテージとキャビンの違いとは
コテージとキャビンは両方とも宿泊施設の一種で、大自然の中で手軽にアウトドア体験ができるところでは共通しています。
以下は、コテージとキャビンの異なるポイントを解説しました。
コテージ(Cottage)
- 起源とデザイン
“Cottage(コテージ)”はフランス語の”cottin(コタン)”から派生し、小さな農家や田舎の家を指しています。一般的には、美しい自然に囲まれた場所に建てられた休暇用の家や別荘のような家という意味です。
- 構造とサイズ
コテージは一般的に、広々とした庭園や美しい景色を楽しむことができるデザインとなっています。木造や石造りの建物もあり、室内も広く、大家族やグループでの滞在に最適です。
- 利便性
コテージにはキッチンが備わっていることがおおいので、コテージ内での自炊が可能となっています。また、複数の寝室、リビングエリア、バスルームなどが備わっていることが多く、より気軽にキャンプを楽しむことが可能です。
キャビン(Cabin)
- 起源とデザイン
“Cabin(キャビン)”はスカンジナビア語の”kabina(キャビナ)”に由来し、元々は小さな木造の住居や小屋を指していました。
- 構造とサイズ
キャビンは木材を主に使用し、シンプルな構造が特徴です。室内は寝室のみの場合が多く、少人数向けのサイズ感が基本です。
- 利便性
キャビンには基本的な設備のみとなっていて、照明や冷暖房のみの小屋のタイプが多くなっています。自然の中でシンプルながら心地よい滞在が可能です。
コテージは比較的大きな、快適な別荘や休暇用の家のような宿泊施設です。一方キャビンはより小規模でシンプルな山間や自然環境に適した小屋のような造りとなっています。
どちらも手軽にアウトドア体験を楽しむための宿泊施設としておすすめです。
コテージ・キャビン泊を楽しむためのポイント
関西エリアにはオールシーズン楽しめる素晴らしいコテージやキャビンがたくさんあります。冷暖房が完備された施設や、アクティビティが充実しており、季節に関わらず快適に過ごすことが可能です。
こちらでは、コテージ・キャビン泊を満喫するためのポイントを解説します。
コテージ・キャビン泊の魅力
コテージやキャビンなどでの宿泊の魅力は、手軽にアウトドア体験ができる点です。キャンプの道具がなくても、大自然の中で食事やBBQなどのアクティビティを満喫できます。
またホテルや旅館よりも安い値段で宿泊することが可能です。大人数で一棟借りるタイプのプランも多くありますので、一人当たりの料金はかなりお得になります。
テント泊とは違い隣の音も聞こえにくいため、大自然の中でプライベートな空間を維持できる点も魅力的です。
冬でも楽しめる設備
多くのコテージやキャビンなどの施設は寒い時期にも対応しており、暖房設備や冬用の寝具が用意されているところもあります。雪景色を眺めながら温泉に浸かる贅沢なひと時や、冬のアクティビティを楽しむことも可能です。
夏でも快適な施設
ほとんどのコテージやキャビンなどでは、冷暖房が完備されています。テントでは暑くて眠れないような熱帯夜の夜も、冷房設備があることで、コテージやキャビン内で快適に眠ることが可能です。
コテージ・キャビンの設備を細かくチェックする
各施設によって、用意されている設備が異なります。キッチン・入浴設備の有無、寝具は標準で付いているのか、レンタルなのか…などよく確認してください。
とくにコロナの影響で、タオルやアメニティなどは置いていない施設が多くなっています。とくに入浴設備があっても、ドライヤーが準備されていないところが多いので、事前に確認が必要です。
おすすめのドライヤー【旅行用】
頻繁にキャンプや旅行に行くなら、携帯用のドライヤーがあるととても便利です。キャンプ場内の入浴施設やシャワー施設では、ドライヤーはあまり設置されていません。
こちらのドライヤーは、コンパクトでコスパも良くおすすめです。
コテージ・キャビンでの過ごし方
大自然の中での宿泊は、周辺でのウィンタースポーツや温泉巡り、美味しい冬の食材を使った料理など、様々なアクティビティが楽しめます。
また軒先で焚き火やBBQができる施設もありますので、みんなで焚き火を囲んで過ごすことも貴重な体験です。
コテージにはトイレや入浴設備も完備されているところが多くあります。小さいお子様連れの家族や、高齢者と一緒にアウトドア体験をしながら過ごす施設としてもおすすめです。
人気コテージ・キャビンの施設10選【関西】
こちらでは、府県ごとに人気のあるコテージ・キャビンの施設を10選ご紹介します。
大阪府のおすすめコテージ・キャビンの施設
大阪府にはアクセスが良く、自然も楽しめるキャンプ場が点在しています。大阪ならではの観光スポットとのアクセスも良く、観光ついでにコテージ・キャビン泊を楽しむことが可能です。
東大阪市立野外活動センター by RECAMP
引用元:なっぷ
「東大阪市立野外活動センター by RECAMP」は、大阪市内からでも約1時間というアクセスのしやすいキャンプ場です。大阪の街を一望できるロケーションであり、夜景も見ることができます。
コテージは全部で4棟ありますが、土日祝日は予約が取りにくいほどの人気施設です。管理棟での物品販売やレンタル品も豊富で、初心者さんにもおすすめとなります。
【基本情報】
住所:大阪府東大阪市六万寺町1-1668
営業期間:通年営業
チェックイン:14:00~18:00
予約方法:なっぷより
キャンピィだいとう(大東市立野外活動センター)
引用元:キャンピィだいとう
「キャンピィだいとう」は、大阪市内からわずか45分の場所にあり、隠れ家的キャンプ場です。冷暖房付きのアーチ型のバンガローや、食事付きのオートキャンププランなどもあり、初心者さんにやさしい施設となっています。
こちらのバンガローは、シンプルな設備でトイレや自炊の設備はありません。BBQができる大きめのテラスがあり、室内も広くなっています。
場内に共用の大きめの炊事棟と水洗の洋式トイレがあります。施設自体の古さは感じますが、掃除が行き届いてキレイな水回りです。
【基本情報】
住所:大阪府大東市龍間1846キャンピィだいとう
営業期間:通年営業
チェックイン:13:00~16:00
予約方法:なっぷより
京都府のおすすめコテージ・キャビンの施設
京都府には歴史と文化が息づく美しい場所が多く、その中でゆったりとした時間を過ごせる施設があります。京都観光の拠点としてのコテージ・キャビン泊もおすすめです。
Merriest Village かさとぴあ
引用元:なっぷ
「Merriest Village かさとぴあ」は宇治抹茶で有名な京都府宇治市の南部に位置しており、最寄りの京滋バイパス笠取IC下車から車で5分の好立地にあるキャンプ場です。
カフェが併設され、屋外型大型トランポリンや川遊びができるエリアもあり、お子様連れにもおすすめのスポットとなります。
全箇所水栓洋式トイレ(ウォシュレット付)や最新のシャワールームなども完備されて、女性にはうれしいポイントです。
ロッジ付きキャンプエリアやトレーラーハウス、一棟貸しなど様々な宿泊施設がそろっています。
【基本情報】
住所:京都府宇治市西笠取黒出5-1
営業期間:通年営業
チェックイン:13:00~17:00
予約方法:なっぷより
そうしんファーム
引用元:そうしんファーム
「そうしんファーム」は、京都「亀岡IC」より約16分とアクセスしやすい施設です。京都の田園風景の中でBBQを楽しめる、貸別荘感覚のコテージが並んでいます。
各宿泊施設の設備が充実していて、冷暖房、キッチン、トイレ、入浴設備、布団やアメニティまで揃っています。ペット可の施設もあり、ペット連れの方や小さなお子様連れの方にもおすすめです。
プライベートコテージ、ツインのベッドルームの部屋や、古民家の一室に宿泊できるプランから選ぶことができます。
【基本情報】
住所:京都府亀岡市宮前町宮川井根口14-2
営業期間:通年営業
チェックイン:15:00
予約方法:なっぷより
京丹後森林公園スイス村キャンプ場
引用元:京丹後森林公園スイス村
「京丹波森林公園スイス村」は標高683mの場所に位置する、丹後で一番空に近いキャンプ場です。大型のコテージ、小型コテージ、バンガローや大型キャンプ場など様々な宿泊施設があります。
夏は涼しく、夜には満点の星空が広がり、冬は雪景色を満喫できる施設です。施設内では、そば打ち体験、釣りに海水浴に森林浴やテニスコート、おもしろ自転車など、様々なアクティビティを楽しむことができます。
【基本情報】
住所:京都府京丹後市弥栄町野中2562
営業期間:通年営業
チェックイン:15:00
予約方法:なっぷより
兵庫県のおすすめコテージ・キャビンの施設
兵庫県は美しい海岸線や温暖な気候が魅力です。自然に囲まれたコテージで、非日常のリラックスした時間を過ごすことができます。
マウントレイクキャンプ場
引用元:マウントレイクリゾート
「マウントレイクキャンプ場」は、豪華なグランピング施設、シンプルなキャビン、大型キャンプ場など様々な施設が揃った大型キャンプ場です。湖畔の美しい景色を満喫したり、専用サウナなどラグジュアリーな時間を過ごすこともできます。
キャビン利用のプランは、キャビンをリラクシングルームとして使用するタイプです。キャビンでは宿泊できず、テント内での宿泊となりますので注意してください。
施設内では遊歩道でハイキングしたり、レンタル電動自転車でオフロード走行したり、釣り、芝すべりなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
【基本情報】
住所:兵庫県洲本市五色町鮎原中邑167
営業期間:通年営業
チェックイン:15:00 ※キャビンは14:00
予約方法:公式サイトより ※キャビン、キャンプ場はなっぷより
南光自然観察村
「南光自然観察村」は千種川ほとりにある、本格的な宿泊型アウトドア施設です。設備の整った大小様々なコテージや、バリエーション豊富なキャンプサイトがあります。
キャンプ場内にお風呂の設備がありとても便利です。車で10分くらいのところに「エーガイヤちくさ」という温泉施設もあり、おすすめのポイントとなります。
>>「南光自然観察村」の詳細についてはこちら👉
【基本情報】
住所:兵庫県佐用郡佐用町船越222番地
営業期間:通年営業
チェックイン:16:00
予約方法:なっぷより
CampVillage タロリン村
「CampVillage タロリン村」は、書写山の西ふもとにある小さな箱庭のようなキャンプ場です。スーパーやコンビニまで車で2分と便利な場所にあり、初心者さんにもおすすめのキャンプ場となります。
テントでの宿泊はもちろん、1棟あるキレイなコテージやキャンピングカーでの宿泊プランなども選ぶことが可能です。ペット可の施設で、ドッグランもありペット連れの方にも人気の施設となっています。
【基本情報】
住所:兵庫県姫路市書写字菅生坂口3006-1
営業期間:通年営業
チェックイン:16:00
予約方法:なっぷより
滋賀県のおすすめコテージ・キャビンの施設
滋賀県は日本一の大きさを誇る琵琶湖があり、その絶景を観ながらリラックスできる宿泊施設もあります。近江牛など美味しい食材も豊富ですので、観光拠点としてコテージなどの施設はおすすめです。
家族旅行村 ビラデスト今津
引用元:ビラデスト今津
「家族旅行村 ビラデスト今津」は、琵琶湖を望む標高550mに位置する70万㎡の大型アウトドア施設です。キャンプやBBQ、テニス、グラウンドゴルフ、パターゴルフなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
キャンプサイトだけでなく、眼下に琵琶湖を眺めることができるコテージや、小型のキャビンタイプなど多様な宿泊施設から選ぶことが可能です。
【基本情報】
住所:滋賀県高島市今津町深清水2405-1
営業期間:シーズン営業 4月1日~11月末
チェックイン:14:00
予約方法:公式サイトより
大見いこいの広場
引用元:なっぷ
「大見いこいの広場」は、大阪から約2時間ほどで行くことができ、大自然に囲まれたキャンプ場です。施設内にはすべり台、ジャングルジム、アスレチックがあり、夏は流しそうめん、冬はマス釣りなども楽しめます。
1棟貸のヴィラはプライベート感があり、人気の宿泊施設です。大型のコテージは最大26名でグループで貸切の使用ができます。
冬は雪が降る地域ですので、雪をみながらのアウトドア体験も可能です。
【基本情報】
住所:滋賀県長浜市木之本町大見678
営業期間:通年営業
チェックイン:15:00
予約方法:なっぷより
温泉があるおすすめ施設5選【関西】
コテージなどの宿泊施設がある関西のキャンプ場の中で、歩いていける場所に温泉施設が併設されている施設をピックアップしました。わたしのお気に入りの順に5選ご紹介します。
歩いて温泉へ行けるなら、食後でも車の運転を気にせずに温泉に入ることも可能です。大自然の中で手軽にアウトドア体験と温泉を両方とも満喫しましょう。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場
引用元:きなりの郷
「下北山スポーツ公園キャンプ場」は設備の整った大小様々なコテージがあり、ダムの下にあるキャンプサイトが特徴的なキャンプ場です。テニスコートやアスレチック、サッカーグラウンドなど様々なスポーツも楽しめる複合施設となっています。
天然温泉『きなりの湯』が併設しており、魅力的なポイントのひとつです。なんと、冬季期間(12月1日から3月15日)は宿泊料金が半額になります!
【基本情報】
住所:奈良県吉野郡下北山村上池原1026
営業期間:通年営業
チェックイン:14:00~
予約方法:なっぷより
※【最新情報】大阪方面からのメイン道路である国道169号線は、2023年12月23日の崩土により通行止めです。大阪方面から行く場合は三重県の伊勢自動車道~紀勢道を経由する必要があります。(所要時間:大阪から約5時間)
大河原温泉アウトドアヴィレッジ かもしかオートキャンプ場
「大河原温泉アウトドアヴィレッジ かもしかオートキャンプ場」は、全31サイトの小規模なオートキャンプ場です。キャビンやデッキサイトなど、大小様々なバリエーションのサイトが楽しめます。
こちらのキャビンはシンプルなつくりですが、冷暖房やミニ冷蔵庫・寝具もあり快適に過ごすことが可能です。
目の前には野須川が流れ、素晴らしい景色の中アウトドア体験を楽しむことができます。歩いて行ける「かもしか荘」には天然温泉があり、露天風呂がオススメです。
【基本情報】
住所:滋賀県甲賀市土山町大河原1104
営業期間:通年営業
チェックイン:13:00~
予約方法:なっぷより
若杉高原おおやキャンプ場
引用元:なっぷ
「若杉高原おおやキャンプ場」は、全国一の星空が見えるといわれるほどの、満点の星空が魅力のキャンプ場です。夏は日帰りBBQやキャンプ、冬はスキー場として一年中アクティビティが楽しめます。
ロッジ、ログハウス、トレーラーハウス等の宿泊施設は一年中宿泊可能で、冬はそのままゲレンデに直行可能です。施設内に温泉が併設されているため、たくさん遊んだ後も、すぐに温泉でリフレッシュできます。
【基本情報】
住所:兵庫県養父市大屋町若杉99-2
営業期間:シーズン営業 ※4月21日〜11月20日
チェックイン:15:00〜
予約方法:なっぷより
湯の原温泉オートキャンプ場
引用元:なっぷ
「湯の原温泉オートキャンプ場」は高速出口から近くアクセスの良いキャンプ場です。場内には温泉施設やカフェも併設された高規格キャンプ場となっています。
テントサイトだけでなく、設備の整ったコテージは5人用のタイプが12棟、10人用のコテージは1棟あります。小さなお子様連れの家族、年配の方でも安心して利用可能です。
場内にある温泉施設には露天風呂もあり、阿瀬の山並みや紅葉を見ながら温泉を満喫できます。
【基本情報】
住所:兵庫県豊岡市日高町羽尻1510
営業期間:シーズン営業 ※4月〜11月末
チェックイン:15:00~
予約方法:なっぷより
グランパスinn白浜 オートキャンプ場
引用元:なっぷ
「グランパスinn白浜 オートキャンプ場」は、キャンプ・ホテル・BBQ・自家源泉の温泉までも備えたアウトドア温泉リゾートです。和歌山県白浜町の観光スポットにも近く、便利な場所にあります。
ホテル、トレーラーハウスやロッジ、パオと呼ばれるグランピング施設など様々な宿泊施設から選ぶことが可能です。ホテル棟「グランパスinn」にある温泉はもちろん、徒歩5分ほどのところにある姉妹館「グランパスsea」の温泉も400円で利用できます。
【基本情報】
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2953-3グランパスinn白浜
営業期間:通年営業
チェックイン:15:00~
予約方法:なっぷより
まとめ
関西のアウトドアの魅力を満喫できる人気の施設や、温泉があるおすすめの施設など、たっぷりご紹介しました。
コテージやキャビンなどの宿泊施設を利用することで、手軽にアウトドア体験が可能です。
こちらの記事を参考にして、関西の素晴らしい自然とコテージ・キャビン泊を楽しんでくださいね。
おわり!
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