「冬のキャンプに挑戦したいけど、暖房ってどれがいいかな…」
このように思われる方も多いのではないでしょうか。本記事では私が実際に購入した、「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」について徹底レビューしました。
これを読めば、「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」のメリットとデメリットが分かります。
さらにコロナの「OUTFIELD」シリーズもご紹介します。冬キャンプでの暖房の導入を悩んでいる方、冬キャンプでストーブを使ってみたいと考えている方必見です!
キャンプでは11月ごろから、ゴールデンウィーク前までストーブを使用する方も多いです。結構長い期間使用できますので、おすすめとなります。
どうぞ最後までご覧ください。
コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)基本情報
コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)
サイズ | 高さ475×幅355×奥行き355mm(置き台含) |
重量 | 6.3kg |
暖房出力 | 3.19kw |
タンク容量 | 3.8L |
燃焼継続時間 | 約12.3時間 |
付属品 | 燃焼筒抑え |
『コロナ』は1937年に創業された日本の石油コンロメーカーであり、長い歴史と伝統があります。コロナの暖房器具は、クラシックなデザインと安心できる品質が、とても人気です。
コロナの製品で、アウトドア向けに作られた暖房器具が「OUTFIELD」シリーズとなっています。その中でも私は「小型対流形ストーブ(SZ-F32)」を選びました。
コロナ 「OUTFIELD」シリーズ
コロナの「OUTFIELD」シリーズはアウトドア向けに3種類のストーブが販売されています。それぞれの特徴について詳しく解説します。
小型対流形ストーブ(SZ-F32)
コロナの「小型対流形ストーブ(SZ-F32)」は、ランタン風のデザインとベージュの色味がかっこいいストーブです。コンパクトなボディでも、高い燃焼出力(3.19kw)が備わっています。
対流形石油ストーブ(SL-F510)
コロナの「対流形石油ストーブ(SL-F510)」は、燃焼出力が5.14kwと大きくなっています。小型のタイプより本体が大きく、高さは55.3cmです。
本体の重さは、灯油を入れなくても10kg近くあります。高さもあるストーブなので、女性が運ぶのは中々難しいかもしれません。
ポータブル電源対応 石油ファンヒーター(FH-CPF25)
「ポータブル電源対応 石油ファンヒーター(FH-CPF25)」は、ポータブル電源に対応したアウトドア向けの石油ファンヒーターです。電源設備がないキャンプ場でも、ポータブル電源を持参することで使用することができます。
電源と石油を併用しますので、電気ヒーターに比べると電気の使用電力が小さく省エネです。コンパクトなボディが魅力的で、下から出る温風により足元から暖かくなります。
人気の商品であるため、「OUTFIELD」シリーズのベージュのタイプは売り切れです。
色違いの通常盤のグリーンで、ふるさと納税の返礼品としては購入可能です。
コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)を選んだ理由3つ
アウトドア向けに作られた、「OUTFIELD」シリーズの3種類はどれも魅力的で、どれにするかすごく悩みました。さらに、他のメーカーからも様々な種類の石油ストーブが販売されています。
私が「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」を選んだ理由は、以下の3点です。
自宅でもキャンプ場でも石油ストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒などのリスクがあります。暖房器具は品質において日本の製品が安心です。
また、「小型対流形ストーブ(SZ-F32)」は6.3kgと軽量で、女性でも車からの荷下ろしがしやすくなっています。高さも47.5cmとテント内に置いても圧迫感を感じません。
軽自動車でオートキャンプをする私にとって、ストーブのサイズ感はとても重要です。他の荷物を考えると、これ以上大きい暖房器具は積むことはできないと思います。
小型・軽量なのに、3.19kwの燃焼出力の大きさは重要なポイントです。寒い冬のキャンプではテント内にこもる時間が長いため、前室の広いツールームテントを使用します。
なるべく燃焼出力が大きいストーブがないと、広い前室の全体を温めることは難しいです。こちらのストーブは、小型対流形ストーブの中で最大級の燃焼出力となっています。
コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)実際に使ってみてのメリット
実際に何度かキャンプで使用しましたが、そのメリットを解説します。
それぞれ、詳しく解説します。
運搬する時用の「燃焼筒抑え」があり安心
引用元:コロナ公式サイト
小型対流形ストーブ(SZ-F32)は、アウトドア向けに作られています。そのため、運搬時に燃焼筒がガタガタしないようにする「燃焼筒押さえ」が付属しています。この「燃焼筒押さえ」が無いと、運搬時に燃焼筒がずれたり、破損してしまったりするかもしれません。
なにげ無い金属の棒ですが、すごくありがたい付属品です。
ちなみに、他のアウトドア向け石油ストーブには、こういった付属品はありません。
さすが日本製!細かいところが嬉しくなります。
しっかり暖かい
「カマボコテントM」(DOD)の前室でストーブを使用しましたが、広い前室の中でもしっかり暖かくなりました。
「カマボコテントM」の前室は、約4m×2.7m×高さ1.9mの広さがあります。
外の気温は氷点下まで下がっていましたが、テント内の温度は、換気をしながらも10度以上を保っていました。
タンクの容量がちょうどいい
「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」の石油タンクの容量は、3.8Lとなっています。できるだけ灯油を使いきり、少ない灯油の状態で運搬する方が安全です。
キャンプ場でテント設営後、夕方からストーブを点火します。寝る時だけ消し、朝もう一度点けて、チェックアウト時には灯油が少しだけ残っている状況でした。
満タンに給油して、1泊2日のキャンプで灯油を使い切ることができる、丁度いい灯油タンク容量かと思います。
コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)実際に使ってみてのデメリット
「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」を実際に使ってみて、デメリットはほぼありません。
しかし、ひとつだけ気になるのが暖かい空気が上部にだけ行く点です。暖かい空気が上部にばかり行くので、前室の奥や足元が中々温まらない感じがしました。
対流形ストーブの特徴のひとつであり、暖かい空気が上に行くことは分かっていたので、空気を循環させるアイテムを使用することで改善しました!
「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」の上に、空気を循環させる「ストーブファン」を置くことで、温風が前に押し出され、より暖かい空気が広がりやすくなります。
この「ストーブファン」のおかげで、足元や前室の奥の寒さは解決しました。
空気を循環させる!おすすめのストーブファンはこちら
電力無しで、ストーブの上に置くとファンが回るタイプです。6枚のブレードがついており、しっかり暖かい風が前に押し出される感じがします。
お手頃価格で、コンパクトなのにパワフルな点がおすすめです。
「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」と一緒に使うとより快適に!おすすめのグッズ
こちらでは、「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」と一緒に使用することでより快適になるグッズをご紹介します。純正品ではないですが、実際に使ってみて絶対あった方がいいと思うグッズですのでぜひ参考にしてください。
サイズぴったり!「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」の収納ケースはこちら
残念ながら、「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」の純正の収納ケースは売り切れ中です。そこで純正ではないですが、サイズ感ぴったりの収納ケースを見つけたのでご紹介します。
「コロナ小型対流形ストーブ(SZ-F32)」にぴったりのサイズで、説明書や付属品も一緒に収納できます。下までファスナーが下がるので収納しやすく、本当におすすめです。
おしゃれな灯油缶!おすすめの灯油缶はこちら
「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」はタンクの容量はそこまで大きくないため、2泊以上するなら灯油を持って行く必要があります。
家庭で使用するより小さいサイズの灯油缶が、持ち運びしやすくておすすめです。
シックな黒のカラーでシンプルなデザインがキャンプサイトにも合います。キャンプでは5〜10Lのサイズの灯油缶がおすすめです。
私が持っているのは5Lのタイプですが、給油用のチューブも付属しており、注ぎやすくなっています。
まとめ
私が実際に購入し、キャンプで使用した「コロナ 小型対流形ストーブ(SZ-F32)」のレビューを解説しています。
メリットだけでなく、デメリットやその解決法・おすすめのグッズもご紹介しました。
見た目、値段、サイズ感どれをとっても本当におすすめできる石油ストーブです!
こちらの記事を参考に、楽しく快適な冬キャンプデビューをしてはいかがでしょうか?
おわり!
その他の暖房器具についてはこちらの記事をご覧ください。
コメント