「真夏のキャンプは暑いからイヤだ」
このように思う方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、夏キャンプの暑さ対策とおすすめの最新グッズを9選ご紹介します。
夏の期間のキャンプは運営しているキャンプ場も多く、様々な楽しいアクティビティやアウトドア体験が可能です。しかし、真夏のキャンプはとにかく暑い!!
熱中症や食中毒などのリスクもあるため、暑さ対策をしっかりと考えることが重要です。キャンプで取り入れやすい暑さ対策や、あると快適なおすすめの最新グッズを厳選しました。こちらの記事を参考に暑さ対策を取り入れることで、快適に夏キャンプを過ごすことが可能です。
どうぞ最後までご覧ください☺️
夏キャンプの魅力
夏キャンプには、夏だからこその魅力もたくさんあります。空が青く、晴れる日が多い夏はキャンプのシーズンにぴったりです。
夏は山や森の緑が青々としており、青い空と白い雲の美しい景色は夏にしか見られない素晴らしい景観だと思います。また海水浴や川遊びなど、夏にしか楽しめないアクティビティを体験できることも夏キャンプの魅力です。
キャンプの装備が冬よりも軽装で済むため、夏はキャンプを始めやすい季節でもあります。また長期間の夏休みもあり、ファミリーでキャンプに行きやすいシーズンです。
夏キャンプの暑さ対策
夏キャンプで重要なことは、昼の暑い時間帯の過ごし方と、夜に暑くて眠れないことを避けることです。以下に手軽に取り入れられる「夏キャンプの暑さ対策」をまとめました。
暑さ対策をするのとしないのでは、夏キャンプの快適度が全く違います!しっかり暑さ対策して夏キャンプを安全に快適に楽しみましょう。
涼しいキャンプ場を選ぶ
暑さ対策として一番重要なポイントは、涼しいキャンプ場やキャンプサイトを選ぶことです。標高の高いキャンプ場や木陰の多い林間のキャンプサイトを選ぶことで、体感温度が全く違います。
標高が高くなればなるほど気温は下がり、標高が100m上がると気温の低下は0.6℃ほどです。キャンプ場の中には標高1000m級の場所にあることもあるので、標高の高い山にあるキャンプ場が涼しくておすすめとなります。
また、森や木の多い林間のキャンプサイトは、日陰ができやすくなるので直射日光を避けることができます。テントの設営場所は、なるべく日陰を選びましょう。
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涼しいテントを選ぶ
真夏のキャンプでは、とくに日中はテント内がかなり暑くなります。そこでメッシュの多いテントや前後左右に開放できるテントを選ぶことで、テント内の空気を循環させ温度を下げることが可能です。
テントの素材としてはポリコットン素材のテントを選ぶことで、影の濃い日陰ができるので少し涼しく感じるかもしれません。
一番涼しくておすすめのテントは「コールマン」の『ダークルームシリーズ』のテントです。上の写真は「コールマン」の『ツーリングドームLX+』ですが、テント内が真っ暗になるほど太陽光を遮り、テント内の温度上昇を防ぎます。
私は「ダークルームシリーズ」の中でもコンパクトなテントである『ツーリングドームLX+』しか持っていないのですが、次に狙っているのは「ダークルームシリーズ」の大型テントです!
「コールマン」のテントは設営もシンプルでひとりでも短時間でテントの設営ができ、夏キャンプにおすすめとなります。さらに2023年に発売された『ダークルームエアーシリーズ』は、上部にファン(※別売り)を取り付けることができるため、空気の循環によりさらに涼しいです。
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タープは必須
日陰がないキャンプサイトでは、タープを立てて日陰を作ることが重要です。より影の濃い日陰ができるTC素材(※ポリエステルとコットンの混紡生地)のタープが、おすすめとなります。
タープ下の日陰の部分と、日向の場所では全く温度が違います。また時間帯によって太陽光の向きと日陰の場所が変わりますので、向きに合わせて調整し日陰の部分が多くなるようにタープを立てましょう。
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涼しい時間帯を狙ってテントの設営を行う
テントの設営は、涼しくなって来る夕方以降に行う方法もおすすめとなります。キャンプ場のチェックイン時間は午後1時前後が多くなっていますが、お昼前後は気温がいちばん高い時間帯です。
早い時間からテントを設営すると、長時間太陽光に照らされテント内の温度が上がる原因にもなります。
チェックインしたら、とりあえずタープで日陰だけを確保し、夕方以降の少し涼しくなったタイミングでテントの設営を行うのがおすすめです。そのため、真夏のキャンプでは簡単に短時間で設営できるテントが適しています。
暑い時間帯はテントサイトから離れる
どうしても昼間は気温が高くなりますので、テントサイトから離れて過ごすこともおすすめです。私は日中の暑い時間帯はテントサイトから離れて、ゆっくりとお風呂に入りに行ったり、周辺の道の駅で買い物をしたり、周辺の観光をしたりして過ごします。
夏キャンプでは夕方の少し涼しくなったタイミングでテントサイトに戻っても、まだまだ明るいので安心です。
奥の手は頭から水を被ること
極限まで暑くなった場合、最後の手段として頭から水を被ることで全身を涼しく保つことができます。シャワーを浴びることが難しい場合でも、水分を吸収し体温を下げる効果が期待できるからです。ただし、水浴びはキャンプ場のルールに従って適切な場所で行うようにしましょう。
夏キャンプでは水遊びする感覚で、テントサイトで頭から水をかぶっている人をよく見かけます☺️水を浴びても、暑いのですぐに服も乾くので大丈夫です!
暑さ対策におすすめの最新グッズ9選
暑い時期にキャンプを楽しむ場合は、暑さ対策を心掛けることで快適に過ごすことが可能です。こちらでは夏キャンプの暑さ対策に役立つ、最新のグッズとその使い方について詳しく説明していきます。
扇風機
ポータブル扇風機や小型の家庭用扇風機は持ち運びが簡単なため、キャンプ場での暑い時に役立ちます。バッテリー駆動のものならば電源の心配もありません。
さらに電源のあるサイトを選ぶか、ポータブル電源を合わせて持って行くと、風量の強い家庭用扇風機も使用できるためおすすめです。
また街中で流行りのモバイル扇風機は手持ちでも使えるので、テントの設営やアクティビティ中も涼しさを感じることができます。首からぶら下げたり、キャンプチェアに取り付けることで涼しさをキープしましょう。
高機能ネッククーラー「アイスリング」
暑い真夏の季節に大流行中の「アイスリング」は、28℃以下で自然に凍結し屋外屋内どこでも繰り返し使えるアイテムです。首元を冷やすことで、全身の熱をクールダウンさせてくれます。
氷のように冷えすぎないので低温障害の心配もなくお肌にもやさしいのがおすすめのポイントです。一度溶けてもクーラーボックスなどに入れておくだけで、再び凍って繰り返し使えます。
首元にフィットして落ちにくいデザインのため 、テントの設営時にも大活躍です。もちろん普段の通勤・通学時にもおすすめのアイテムとなっています。
帽子やサングラスなどの日焼け対策
帽子やサングラス、日焼け止めなどの日焼け対策グッズは、夏キャンプで重要なアイテムです。
真夏のキャンプやバーベキューで真っ赤に日焼けする方も多いですが、火傷のような痛みがでたり、夜間に暑くて眠れなくなる原因にもなります。
夏キャンプでは日焼けはすると思いますが、帽子を被ったり、日焼け止めを塗って日焼けしすぎるのを防ぎましょう。またサングラスをすることで、目から入る太陽光を防ぎ、日焼け防止や体感温度を下げる効果もあります。
快適な夏キャンプには日焼けしすぎないように、きちんとした日焼け対策が必要です。
長袖の速乾性のある衣服を着る
真夏のキャンプではかなりの汗をかきますので、速乾性のある衣服がおすすめです。速乾性の衣服は、汗をかいてもすぐに乾くため快適に過ごせます。
できれば日焼け対策と防虫対策のため、長袖の衣服があると安心です。また汗をかいて頻繁に着替えることも考慮して、多めに着替えを持って行った方がいいと思います。
👉夏キャンプの防虫対策についての詳細はこちら
強力な保冷剤
保冷剤はクーラーボックス内に入れておくと、食品や飲料を長時間冷やすことが可能です。キャンプの際に飲み物を冷やしたい場合や、食品の温度管理にとても役立ちます。
とくに真夏は気温が高いため、保冷力が長時間持続する強力な保冷剤がおすすめです。
また夜間に暑くて寝苦しい時にタオルを巻いて枕のかわりに使用することで、涼しく寝ることができます。
クーラーボックス
クーラーボックスは、一年を通してキャンプでの食品や飲料の保存に欠かせないアイテムです。保冷剤と組み合わせて使用することで、食材を新鮮な状態で保ち、キャンプ飯の幅も広がります。
夏は保冷力の高いハードタイプのクーラーボックスが、特におすすめです。気温が高いため、保冷力の低いクーラーボックスではあっという間に保冷剤が溶けてしまいます。
ポータブル冷蔵庫
ポータブル冷蔵庫は、電源があればどこでも冷蔵庫が使用できる便利なグッズです。クーラーボックスと比べると保冷力が高く、長期のキャンプや車中泊などに最適です。
最近はお手頃な価格のポータブル冷蔵庫も販売されていますので、おすすめとなります。
ポータブル電源
ポータブル電源により自宅用の扇風機や大型の扇風機を使用することで、テント内の空気を循環させ涼しく保つことが可能です。
また電源があることでポータブル冷蔵庫が使用でき、暑い時期でも食品を一定の温度に保つことができます。
保冷缶ホルダー・ダンブラー
保冷缶ホルダーやダンブラーは飲み物を冷たい状態のまま保つのに役立ちます。特に炭酸飲料やビールを楽しむ際にとても便利です。
そのままコップとしても使用できるため、コーヒーやお茶を飲むコップとしても使えます。
私は自宅でも、缶ビールを飲む時に使用中です。暑いキッチンで料理しながら飲んでも、保冷缶ホルダーがあれば最後まで冷たいまま飲むことができます!
まとめ
夏キャンプの暑さ対策とおすすめの最新グッズを9選ご紹介しました。
真夏のキャンプはとにかく暑いので、暑さ対策をしっかりと考えることが重要です。
これらの暑さ対策グッズを上手に活用することで、夏キャンプを快適に過ごすことができます。気温が高くなる季節でも安心して夏キャンプやアウトドアを楽しめるよう、ぜひ参考にしてくださいね☺️
おわり!
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