キャンプ用チェアの選び方 5つのポイント【初心者さん必見!】

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キャンプ道具

「キャンプ用のチェアって種類が多すぎる」

「どんな椅子を購入すればいいのか、わからない」

このように思われる方も多いのではないでしょうか。食事や焚き火を楽しんだり、体を休めたりと、キャンプ中に多くの時間を過ごすキャンプ用チェアは、大事なキャンプ道具のひとつです。

こちらの記事では主なキャンプ用チェア5種類や、その選び方を5つのポイントにまとめて、わかりやすく解説いたします。さらに、キャンプ歴3年でエコノミーなキャンプを基本とする私が、コスパの良い「オススメ キャンプ用チェア10選」をたっぷりご紹介!

新しくキャンプ用チェアの購入を考えている方は必見です。どうぞ最後までご覧ください。

キャンプ用チェアの種類

キャンプ用チェアはアウトドアチェアとも言われ、ローチェア・ハイチェア・ベンチ・スツール・座椅子と大まかに5種類に分けられます。どんなスタイルでキャンプを楽しみたいか、どんなシーンでチェアを使うかによって、キャンプ用チェアを選ぶのが基本です。

それぞれの種類の特徴と、適したキャンプスタイルについて解説します。

ローチェア

引用元:Amazon

ローチェアは座面の高さが30cm程度の高さのキャンプ用チェアを指します。この高さは足を投げ出して座ることができて、とてもリラックスできる高さです。

また焚き火や囲炉裏テーブルを囲んで楽しむのに、ちょうど良い高さになっています。しかし、日常生活で使用する椅子よりも低い高さであるため、立ち上がりにくいという点がデメリットのひとつです。

キャンプスタイルとしてはロースタイルといわれ、ローテーブルとのセット使いや、焚き火台周辺での使用に適しています。自宅のリビングやベランダなどで、リラックスチェアとしても使いやすいタイプです。

ハイチェア

引用元:Amazon

ハイチェアは座面の高さが40cm以上のものが多く、ローチェアと比較しても立ち上がりやすいのがポイントです。大人数での食事やBBQを楽しむのに適しています

キャンプスタイルとしてはハイスタイルとなり、ダイニングテーブルのような高いテーブルとのセット使いで、立ったり座ったりを頻繁に行っても楽ちんです。しかし、ハイスタイルでのテーブルや椅子は比較的重いものが多く、収納も大きくなりがちなため、車への積載スペースを考慮して選ぶ必要があります。

ベンチ

引用元:Amazon

ベンチはイメージ通り、2人以上が横並びに座ることができるタイプのチェアです。小さいお子様のいるファミリーなど、一緒に座れるのがメリットとなります。

テント内に設置して荷物の一時置き場としても使うことが可能です。しかし、収納がかなり大きくなりがちですので、車の積載スペースには注意しましょう。

スツール

引用元:Amazon

スツールは背もたれのついていない、コンパクトに折りたためる椅子です。高さは、ロースタイルに適した、低めの座面のものが多くなっています。

椅子以外にも、クーラーボックス置きや、オットマンとして、また荷物の一時置き場としても使用可能です。運動会や釣りなど、ちょっと椅子があるといいなという所で使いやすいかと思います。

最近は100円ショップでもスツールが販売されていて、購入してしまいました。コンパクトな収納なため、ひとつ持っているだけで色々使えてとても便利です。

座椅子

引用元:Amazon

座椅子は地べたスタイルやお座敷スタイルと呼ばれる、地面に直接座るキャンプスタイルに適した椅子です。比較的軽量でコンパクトなタイプが多く、荷物の軽量化を目指すキャンパーさんに人気があります。

背もたれがあることで、リラックスして座ることが可能です。しかし、調理などを行う際は前屈みになるため、腰を痛める原因になるかもしれません。

キャンプ用チェアの選び方 5つのポイント

食事をしたり、焚き火を楽しんだり、星を見上げたり、キャンプで一番長い時間を過ごすのがキャンプ用チェアとなります。そのため、本当に自分に合ったチェアの購入がオススメです。

キャンプ用チェアの選び方を5つのポイントに分けて、わかりやすく解説いたします。

キャンプスタイル

自分がどんな「キャンプスタイル」でキャンプを楽しみたいか、しっかりイメージしてキャンプ用チェアを選びましょう。テーブルや調理台など、必ず他の道具に合わせて高さの統一感を持って選ぶのが基本となります。

ロースタイル

焚き火をメインで楽んだり、テント内でもキャンプ用チェアを使う場合は、ロースタイルがオススメです。低めのテーブルと「ローチェア」や「座椅子」をセットで使用し、全体的に目線が低くなる統一感のあるキャンプサイトにします。

テントの前室などで使用しても、高さがないため圧迫感がなく快適に過ごすことが可能です。最近は焚き火をメインで楽しむ方が多く、キャンプ場でもロースタイルのキャンパーさんをよく見かけます。

ハイスタイル

大人数での食事や高さのあるBBQグリルを使う場合は、ハイスタイルで高さのあるテーブルや「ハイチェア」を選ばれる方が多いです。調理も立ったまま行うことが多いため、調理台なども高さのあるタイプで揃えます。

立ったり座ったりが楽に行えて、腰の負担も少ないので、シニアキャンパーの方にもオススメです。

座り心地

一番長い時間を過ごすキャンプ用チェアは座り心地を最優先で考えます。とくに座面の絶妙な張り具合が、座り心地を左右する大事なポイントです。

包み込まれるタイプのチェアは、立つときに意外と苦労します。程よい張りがあるタイプの方が立ち上がりやすく、安定感も抜群です。

また肘掛けがついて、背もたれが高い方がリラックスできますので、リラックスを重要視する場合は選ぶ基準になるかもしれません。

しかし座り心地は人によって感じ方が違うため、できれば実際に座ってみるのが一番オススメです。大きめのアウトドアショップでは、キャンプ用チェアが展示され、実際に座ることもできます。

またレンタルして、実際のキャンプで試すのも良いかもしれません。レンタル会社によっては、一流のアウトドアメーカーのキャンプ用チェアの取り扱いをしているところも多いです。

収納・持ち運び方法

キャンプ用チェアは人数分必要ですので、収納のコンパクトさが重要です。車の積載スペースなどを考慮して選びましょう。

またバイクや徒歩など、車以外での交通手段でキャンプに行く場合は、コンパクトに折りたたみができて、軽量なアルミタイプのキャンプ用チェアがオススメとなります。

値段

人数分揃える必要があるキャンプ用チェアは、予算を決めて選ぶ方が安心です。キャンプの道具を揃えるとなると、キャンプ用チェア以外にも購入するものが、たくさんあるからです。

キャンプブームのおかげで、色々なメーカーからコスパの良いキャンプ用チェアも販売されています。予算にあったお気に入りのキャンプ用チェアを選びましょう。

機能性

どんなシーンで使用するかによって、選ぶキャンプ用チェアの機能性が異なります。例えば、リクライニング機能があると、座ったまま星を眺めることができたり、昼寝をすることも可能です。

焚き火台の近くでの使用がメインなら、座面は燃え広がりにくい難燃素材を使用したチェアがオススメとなります。

また暑い時期のキャンプのみの場合なら、涼しさを重要視してメッシュの座面のチェアがオススメです。夏のキャンプでは、キャンプ用チェアの座面部分がけっこう蒸れます。

キャンプ用チェアを選ぶ際は、自分に必要な機能性を考慮して選ぶことも必要です。

コスパの良い「オススメ キャンプ用チェア」10選

キャンプ歴3年の私が、コスパの良い「オススメ キャンプ用チェア」を、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングを参考に、種類ごとに厳選してご紹介します。

一流メーカーの高価な物を選べば、間違いないかもしれません。しかしお財布に優しい価格帯の製品も、素晴らしいキャンプ用チェアがたくさんあります。

新しいキャンプ用チェアの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

座面が広めのキャンプ用チェア

私が一番好きなタイプのキャンプ用チェアです。座面のシートに適度な張りがあり、幅も広く安定感があります。長時間座っても疲れないのでオススメです。

コールマン ツーウェイキャプテンチェア

約3.5Kgと重量感はありますが、ハイチェアとしても、ローチェアとしても高さが調節できるのが一番の魅力的なポイントとなります。張りのある座面で座り心地も良く、「コールマン」の定番ダイニングチェアです。

手触りの良いウッドアームレストがついていて、リラックスできます。「コールマン」の公式サイトでは、限定カラーのブラックも販売されていて、カッコよくてオススメです。

TOMOUNT アウトドアローチェア

重量2Kgと軽量ですが、耐荷重120Kgと頑丈な作りのローチェアとなっています。簡単に折りたためて、収納時の厚みは8cmとコンパクトに収納可能です。

手触りの良い木製の肘掛けと、木目調のアルミフレームがオシャレな見た目になっています。椅子の背もたれには収納袋が付いていて、焚き火用の手袋など細々したものの収納に最適です。

見た目のカッコよさと座り心地、コスパの良さのバランスがオススメポイントとなります。

QUICKCAMP 焚き火チェア

火の粉に強い防炎加工(炎が広がらないもの)されたシートで、焚き火に最適なローチェアとなります。背もたれの裏や、座面下に収納袋があり、細々したものを収納可能です。

座面高20cmとかなり低めのローチェアですので、足を投げ出し、リラックスして座れます。アースカラーのカッコ良い見た目で、自宅のインテリアとしてもオススメです。

BUNDOK ロー スタイル チェア

火の粉に強いコットン素材を使った座面の、ローチェアとなっています。座面の幅が広く適度な張り具合で、木製の肘掛けもあり、しっかりした座り心地が良いです。

私は3年ほど前にこちらを購入しましたが、今も使用しています。なんといっても、コットンのしっかりした座面と、背もたれの角度により座り心地が抜群です。

キャンプでも毎回使いますし、自宅のベランダに置いてリラックスタイムにも使っています。

コールマン  コンパクトフォールディングチェア

座り心地にこだわり、コンパクトに折りたためるコールマンの「ローチェア」となります。手触りの良い木製の肘掛けがあり、座り心地は抜群です。

コスパの良い価格帯と、「コールマン」という安心できるメーカーの製品で、迷ったらこちらで間違いないと思う、キャンプ用チェアとなります。

QUICKCAMP ハイバックチェア

座面高43cmのハイチェアとなっています。ゆったり座れるハイバックの背もたれと、座面が広々として安定感のある座り心地です。

肩の部分と座面にはクッション材が入っています。背もたれ裏にはメッシュの小物入れが付いている点もオススメポイントです。

しっかりした作りですが、ハイチェアの中でもお財布に優しい価格帯となります。

包み込まれるタイプのキャンプ用チェア

コンパクトに折りたためて、座面に包まれる感じのキャンプ用チェアとなります。私の旦那さんは身体が大きいので、こちらのタイプは少し窮屈に感じるそうです。

座り心地は好みが別れるかもしれません。しかし、軽くてコンパクトに収納できる点ではオススメとなります。

アイリスオーヤマ ハイバックチェア

頭までしっかり支えるハイバックタイプのローチェアです。コンパクトに収納でき、組み立ても簡単な包み込まれるタイプのチェアとなっています。

なんと言っても価格が安く、Amazonのセールのタイミングでは3,000円になっていました。便利なサイドテーブル付きで、両サイドがメッシュになっていますので、夏場でも蒸れにくいです。

コスパの良さと、ハイバックのリラックス感がオススメポイントとなります。

MOON LANCE アウトドアチェア2WAY

重量1Kgと軽量でコンパクトに折りたためるローチェアとなっています。ロースタイルと、あぐらをかいて座るような「グランドチェア」と呼ばれる、さらに低い高さの2WAY の高さ調整が可能です。

包み込まれるような座り心地で、耐荷重150kgと安定感があります。収納時のサイズは2Lのペットボトルより少し大きいぐらいで、コンパクトになるため、ちょっとしたお花見やハイキングにもオススメです。

DOD スゴイッス

火の粉に強いコットン素材を使った、包み込まれるタイプのキャンプ用チェアです。ハイスタイルから、ロースタイルまで4段階の高さ調整ができます。

他のよく似た形のキャンプ用チェアに比べると、座面が広くなっており座り心地も良いです。サイドや座面の裏側に収納ポケットが付いていて、小物の収納に適しています。

4段階の高さ調整ができるキャンプ用チェアは、こちらの「スゴイッス」以外で聞いたことがありません。高さだけでなく、背もたれの角度が変えられる点も魅力的なポイントとなっています。

リクライニングできるキャンプ用チェア

星を眺めたり、昼寝をしたりしてリラックスするなら、リクライニングできるキャンプ用チェアがオススメです。食事の時とは別に、リラックスタイム専用のチェアとして、+αで持って行くのもいいかもしれません。

コールマン インフィニティチェア

約8.8Kgとかなりの重量感ですが、リラックスを追求した贅沢なアウトドアチェアです。椅子に座ったままリクライニングすることができ、昼寝をしたり、星を眺めるのに最適なキャンプ用チェアとなっています。

雲に浮かんでいるかのような座り心地で、スーパー銭湯などでも見かけるリクライニングチェアです。折りたたんでもかなりの大きさのため、車の積載スペースに大きめの余裕がないと難しいと思います。

ただ、なんといっても座り心地が良く、自宅のリビングやベランダでリラックスするのにもオススメです。

まとめ

キャンプ用チェアの種類、選び方の解説、オススメのキャンプ用チェア10選をご紹介しました。キャンプでは長い時間、椅子に座って過ごすため、キャンプ用チェアはとても重要です

他の道具との高さによる統一感を基本に、自分に合ったお気に入りのキャンプ用チェアを見つけてくださいね。

おわり!

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