キャンプにハマって道具が増えてくると、うまく片付けられないことってないですか?
キャンプが終わって、片付けの方が疲れる!なんて事も多いですよね。
ごちゃごちゃしがちなキャンプ道具の片付け・準備が手早く済む分別テクニック、収納方法、コスパ重視のおすすめ収納ケースなどをご紹介します。
>>【こちらの記事のポイント】
>>【おすすめのキャンプ道具についてはこちらもご覧ください】
キャンプ道具のグループ分けテクニック
<車に積む時>
わが家は夫婦二人で月に1〜2回、車で2泊3日のキャンプに行くことが多いです。荷物が多くなりすぎないように気をつけていますが、いつのまにかキャンプ道具が増えています。
キャンプの準備や片付けで余計に疲れそう…そうならないためにも、キャンプ道具の収納に気を付けるようになりました。
そこで!たくさんあるキャンプ道具を大まかにグループ分けして車に積んでいます。
季節によってグループ分けの内容が変わることもありますが、グループとしては主に以下の4つです。
グループ分けしておくと車と家との荷運びの回数が少なくなるので、とても楽になります。とくに車に積んだままにする物としない物とで大きく分けて収納しておきましょう。
さらにキャンプ場から撤収する時に、車への荷物の積み方にも気をつけています。そうすることで、家についてからの荷運びが楽ちんです。
車に積んだままにする荷物は、荷物の下段、奥の方へ積みます。家に持って入る荷物は下ろしやすいように、車のトランク上部や、ドアの手前にまとめて積みましょう。
車に積んだままにしておく道具
テーブルやチェア、収納棚:
とても重く場所もとるので車に積んだままにしています。
毎回キャンプ撤収時に、テーブルの汚れを落とし、チェアの座面を乾燥させて収納します。座面が濡れたままだとカビが生えてしまうので注意が必要です。
蚊取り線香やゴミ袋の予備、傘、カッパなど:
キャンプ場でのみ使う日用品も車に積んだままにしておきます。蚊取り線香は暖かい時期のキャンプには欠かせません。ゴミ袋は洗濯物を入れたり、洗い物を入れたり、毎回使いますので予備も必ず必要です。キャンプでは突然の雨に降られることもしばしば。傘やカッパなどの雨具は、車に積んだまま常備しています。
ペグやハンマーなどの小物:
ペグやハンマーは重いので積んだままにしています。ただし、使った後で錆びないようにウェットティッシュなどで泥や汚れを落としています。
車に積んだままにしてはいけない道具
カセットボンベやライターなどの火器:
夏の車内温度は高温になります。キャンプで使う燃料のカセットボンベやガスライターは爆発のおそれがあります。40度以上の場所に置いて置くのは禁止とされています。
他にも日焼け止めスプレーや虫よけ・制汗剤などの「スプレー缶」も危険です。
ナイフなどの刃物:
刃物の所持は「業務その他正当な理由」なく持ち歩くことが法律で禁止されています。キャンプで使った物が入れっぱなしでも職務質問などでナイフや斧が見つかれば、事情聴取等をされるおそれがあります。
キャンプから帰ったら、刃物はすぐにカバンや車から出すのが基本です!
使用して濡れたテントやタープ:
テントやタープは雨が降らなくても、一晩使うと結露でかなり濡れます。
撤収するまでに乾かすことができればいいのですが、雨や曇りの日の撤収では濡れたまま持って帰ることもあります。そのまま車に積んでおくとカビが生える原因になりますので、なるべく早めに乾かしましょう!
毎回中身のチェックが必要で車から降ろすもの
鍋やフライパンなどの調理器具や食器:
キャンプの時だけではなく、普段のキッチンでも使えるような調理器具を使っているので、毎回洗ってキッチン周辺に収納します。
また、キャンプ場で洗って帰ってきても、ちゃんと洗えているか気になりますよね。
キャンプ場の炊事場ではお湯が使えることは少なく、水洗いでは油汚れが残りがちです。きちんと洗えているか確認してなおしましょう。
調味料や燃料:
使用した調味料の残りが少なくなっていれば補充します。
アルコールストーブやランタンの燃料などもこまめにチェックしましょう。
食品のストック:
レトルト食品やスープの素、コーヒーなどの食品は賞味期限や残数の確認が必要です。
充電タイプのLEDライトや懐中電灯:
LEDライトや懐中電灯はキャンプ場で毎回必ず使います。
キャンプ場の夜は、真っ暗です。明かりがないとトイレに行く時などに困ります。
LEDライトや懐中電灯がつくか、電池の残量など必ず確認が必要です。
毎回干したい寝具やマット
寝具や枕は寝ている間に濡れてしまいます。寝ている間、知らないうちに汗をかくからです。結露によって外側も濡れていることがあります。
できれば帰ってきてから、天気の良い日に天日干しにしましょう。
しっかり乾かすことで、次回のキャンプでも快適に使うことができます。
<自宅での収納>
キャンプ道具は、自宅でもごちゃごちゃして収納しにくい物が多くなっています。
そこで、自宅でも大まかにグループ分けして収納すると、次のキャンプの時も楽に準備できておすすめです。
キャンプ道具の片付けは、次回のキャンプの準備となります。スッキリ収納して次回のキャンプに備えましょう。
以下の3つのグループに大まかに分け収納しています。
寝具・枕や衣類などインナーテントの中で使用するもの
寝袋・枕、衣類などのインナーテントの中で使用する物として大きめの袋にまとめています。キャンプ場では車から降ろして、インナーテント内にまとめて持って行くことができるのでとても便利です。
寝袋や枕は、キャンプから帰ったらすぐ天日干しした後、収納袋に軽く入れます。寝袋や枕は、災害時にも使用できるので、すぐに取り出しやすい場所がおすすめです。
調味料や調理器具、LEDランタンなど
調理器具やLEDランタンは汚れを落とし、充電して収納ケースにまとめて入れます。
余った調味料を使ったりするので、キッチンの近くが所定の位置です。
収納ケースにまとめているので、直前に充電の残量をチェックしたら、すぐ出発できる状態です。
LEDランタンは災害時に役立ちますので、普段から充電しておくと安心です。
テーブルや椅子など大型のもの
テーブルや椅子、テントなどの大型のものはガレージやベランダの近くに収納しています。
予備の椅子やテーブル、タープなどはベランピングの時にも使用しますので、ベランダから近い場所での収納がおすすめです。
テントやタープは干した後、大きいのでガレージやベランダ近くの収納棚に収納します。
【おすすめ収納ケース6選】コスパ重視!
グループ分けしたキャンプ道具は、それぞれ大きさの合った収納ケースに入れます。
私はDIYとか得意ではないので、買ったらそのまま使うことが多いです。
入れるものの量や材質によって収納ケースを選びます。しかし、コスパも良くて見た目がかっこいい物が良いですよね!
以下は、私が実際に使用しているおすすめの収納ケース6選です。ハードタイプと、柔らかい素材でできたソフトタイプの両方を、お気に入り順にご紹介!
メリットだけでなく、実際に使ったデメリットも正直にお伝えします。
>>ハードタイプの収納ケース
>>ソフトタイプの収納ケース
ハードタイプの収納ケース
【X XUNTAO】収納ボックス 折り畳み
【X XUNTAO】収納ボックス は、上部を開けなくても全方向から取り出しが可能です。上部の蓋は、木製でかっこいいデザインとなっていて、テーブルとしても利用できます。
S(36.3L)、M(49.2L)、L(55.6L)、XL(84.4L)があり、サイズ展開も豊富です。
こちらの収納ケースは、調理器具や照明などの細かいものをまとめて持って行く時に、よく使用します。軽くてお値段もお手頃なので、汚れても気になりません。
デメリットとしては、素材がそこまで硬くないので、荷物を入れすぎると側面が膨らむことです。
【無印良品】ポリプロピレン頑丈ボックス
【無印良品】ポリプロピレン頑丈BOXは、キャンパーの中でも有名な人気の収納BOXとなっています 。
大サイズのタイプが税込み1,990円のお手頃価格でシンプルで使いやすいです。フタの耐荷重が約100kgと頑丈なので、簡易なテーブルや腰掛けとしても使用できます。
サイズ展開も豊富で使用用途にあわせて、特大(70L )・大(50L)・小(30L)・ミニ(22L)から選ぶことができます。
とくにダークグレーはキャンプサイトにも似合う色合いでおすすめです。大も小も持っていますが、しっかり蓋が閉まるので、雨が降りそうなキャンプの時によく使用します。
気になるところは、フタを開けている間、そのフタを置く場所に悩む点です。テーブルに置くか、立てかけることが多いですが、定位置は決まっていません。
【JEJアステージ】アクティブストッカー
【JEJアステージ】アクティブストッカー は、開口部が大きく開きます。
【無印良品】ポリプロピレン頑丈BOXと違いフタの置き場所に困らないので、とても便利です。耐荷重は約80Kgと頑丈な作りで積み重ねることもできます。
私は400Xと600Xを持っていて、一軍の収納ケースとして使用中です。簡易テーブルや腰掛け、踏み台としても使っています。
雨などの悪天候時も、水や汚れが気にならないので安心です。
こちらもサイズ展開が豊富で、小さめの400X(22L)から800X(54L)、高さのある700HX(90L)など収納する量に応じて選びましょう。
デメリットとしては、下部に向けて細くなっている形なので、思ったほど量が入らない点です。
【TRASUCO】山型工具箱
【TRASUCO】山型工具箱は、金属の頑丈な作りでペグやハンマーなどの重たいものを入れるのにおすすめです。
30cm程度のペグを入れるのに、ちょうど良い大きさとなっています。
フタが凸状になっているのでガイロープなども、まとめて入れてもフタを閉めることが可能です。
私はペグやハンマーを使うときに地面に直接置きます。汚れを落としやすいので気にせず使っています!
上部が山型になっているので、たくさん入りますが、上に積み重ねることができないのが唯一のデメリットです。
ソフトタイプの収納ケース
【WHAT NOT】収納コンテナ
【WHAT NOT】収納コンテナは、帆布でできた四角いバケツ型のツールボックスです。内側にワイヤーが入っていますので自立して置くことができます。
汚れが目立ちにくいサンドベージュのカラーはキャンプサイトにぴったりです。
私は薪や焚き火の時に使う手袋、トングなどを入れて使っています。
帆布素材はポリエステルなどに比べて熱に強いので、焚き火の近くでも安心です。
使わない時は折りたたみ収納ができるのもポイントとなっています。
底面に小さめのゴム足が付いていますが、地面が濡れている時は、そのまま置きにくい点がデメリットです。百均で購入した「ミニすのこ」などを下に敷いて置くようにしています。
【cobalt planet】 半透明 大型 収納バッグ
【cobalt planet】 半透明 大型 収納バッグは水と汚れに強く、とても軽いです。私はテントの中で使う寝袋やマット類、枕などをまとめて収納しています。
透明で中身が見えるので、探し物がしやすい点でもおすすめです。自宅では、クローゼットにそのまま収納できます。
また、使わない時は小さく畳むことができるのもうれしいポイントです。残念ながら持ち手が少し短いので、肩からかけることができないのが唯一のデメリットとなります。
まとめ
ごちゃごちゃしがちなキャンプ道具の分別方法や、車に積むときのポイント、自宅での収納方法やおすすめ収納ケースをご紹介しました。
キャンプ道具の片付けは、次のキャンプの準備となります。サクッと片付けしてスッキリ収納を目指したいですよね!
私もまだまだ試行錯誤中です。好みのキャンプ道具や収納ケースを見つけることも、キャンプの楽しみのひとつになります。
こちらの記事を参考に、お気に入りの収納ケースを見つけてくださいね。
おわり!
>>その他のキャンプ道具の詳細についてはこちらもご覧ください
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